接客・販売 というお仕事

日々の中で思うこと

今日は、私自身も務めてきた接客販売というお仕事についてのお話し。

初めに、ここで一番伝えたいこと。

「接客業こそ人間にしかできない最難関のお仕事であるのではないか」

ということです。

もちろん私はこの世の全てのお仕事を経験してきたわけでもないし、

他のお仕事が簡単だ、と言うつもりもありません。

でも、多くの人がまず思い浮かべ、あまりにも当たり前に存在している「接客」というお仕事。

私自身も従事してきて思ったのは、

れっきとした専門業だなということです。

資格や免許が必要な専門業と変わらないくらい

センスや技術が必要なお仕事なのだなと思いました。

いわゆる「デキる」販売員さんというのは、本当に裏の裏までよく考察しています。

各地の天気・各地の行事・お客様の現時点での荷物量・この後のご予定…etc

前もって頭に入れておいた情報とこれまでの経験をもとに、あらゆる可能性を推測し、お客様に提案します。

それも

さりげなく。

基本的にその場では気づかれにくい配慮を、しれっと挟み込んでくるのです。

いやぁぁぁぁ…。かっこいい…。

これに限らず、豆知識の多い店員さんはお客様との会話の弾み方がこりゃまた段違いです。

話し方・話すスピード・聴き方・表情・所作・視線・タイミングなど

これらを使い分けて

気づけばすっと相手の懐に入っているものです。

他人をコントロールするのは不可能ですね。

その最もコントロールできない対象を日々相手にするわけです。

簡単なわけないのです。

そのうえ、ひとたび表舞台からおりれば今度は

数字とにらめっこしなくちゃいけなかったり、

スタッフ教育しなければいけなかったり、

衛生面にも気を配らなければいけませんね。

すべてのお仕事に共通することですが

何か一つだけ永遠にやっていればいいお仕事なんてなくて、

どんなお仕事にも深い深い裏があります。

一つ一つ極めながら、

気づいたら同時にできることが少しずつ増えていって、

応援してくれる人が増えていって…

働くってすごいことです。

自分が今持つ装備を複合的に考えて、

今この場で相手に何ができるか。

いつだってこれを考えてお仕事をしていきたいものです。

と、転職活動中の私はこれまでを振り返りながらこれからを考えていたところです(笑)

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